2005年10月23日

残されたブナと山道

■今日は種山の森を飛び出して、町内の森に設定された調査地を巡りました。そこは、FSC森林管理認証を取得した森です。
■「FSC森林管理認証」という言葉を初めて聞く方も多いと思います。簡単に言うと、利用と保全を両立させていくように森を管理する取組みです(詳しくは下記サイトをご覧下さい)。
※ちなみに、種山の森も大部分が森林認証を受けた森になっています。

■認証された森では、定期的に植生を調査している場所があります。自分たちの山の移ろいを、長い目で観察する試みですね。
■今年からその植生調査を、森の案内人の方々にお手伝いいただくことになりました。今日は、その調査地へ足を運んだのです。

■前置きが長くなりました(^o^;

■本題は「ブナ」のこと。大きなブナが残っているとは聞いていましたが、五葉山以外で出逢ったのは初めてのこと。

残されたブナ.jpg
【写真】写真の左下から右上へ枝葉を広げるのがブナ

■大きな木を見上げること。不思議と心が透明になるのは私だけでしょうか・・・・(^-^;

■また調査地へ行くまでには、かつて炭焼きに利用した山道を通ることも。

残された山道.jpg
【写真】雨で暗くてブレブレですけどm(__)m 炭焼きに利用されたという細い山道が続いていました


■場所によっては、製鉄所の燃料となる炭を焼いた「跡」が残っています。大正から昭和初期にかけては、盛んに炭焼きが行われていたそうです。

■以前、町内の方に、炭焼きのために作られた山道を案内していただいたことがあります。ところどころ草木に覆われた細い道を進むと、炭焼き窯の跡が点々と残っていました。窯の跡と言っても、窯の姿はすでに無く、ぽっかりと空間が空いているばかりでしたが。

■実際に歩いてみると、かつて山々で営まれたお爺さん達の苦労が偲ばれます。

■こういう道って、ある意味もったいないんですよねぇ(^-^; トレッキングが好きだけど、ちょっとした山道を散策したい。そういう方にはうってつけだと思います。

■今日はあいにくの雨。林道の脇には、雨水の滴るノイバラが輝いていました。

051022ノイバラの実.jpg
【写真】宝石のように輝くノイバラ。花の時季を終えたノリウツギが寄り添う

■明日は晴れるかなぁ。

【本ブログ内の関連記事】
■最新情報>(10/01)ブナの木の下で
■自然のしくみ>(10/12)ブナの葉の大きさ

※FSC森林管理認証について
WWF山笑会>>FSCについて
FSC日本推進会議設立準備局
気仙地方森林組合>>森林認証とは
 ※ちなみに、認証林から生まれた炭はこんな感じです。


posted by happyisland at 00:18| 岩手 ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | 暮らしの中の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
素敵な写真がいっぱいのブログですね。
こんな写真が撮れるなんて、うらやましい限りです。
FSCつながりでTBさせていただきます。
私の方は映画の感想ばかりのブログですが・・・。
また覗きにきますね。
Posted by ハリケーン678 at 2005年10月29日 00:16
*ハリケーン678さん*

はじめまして!コメントとトラックバックをありがとうございます(^o^)/ FSCに反応して下さるなんて、とても嬉しいです!僕自身は、森林・林業に関するお仕事をしていますので。

FSCについては、もっともっと書きたいことがあるのですが・・・・q(>。<)P 機会があれば、少しずつ触れていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m
Posted by happyisland at 2005年10月30日 20:50
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Weblog: 森についてもっと知りたい
Tracked: 2005-10-29 00:15
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