
■実が集まった果実をまるごと落としてしまうようです。これは、同じモクレン科のホオノキとも共通する特徴です。
■葉をすっかり落とした晩秋、森へ寝ころんでコブシの木を見上げると、鳥が実を盛んについばむ様子を見たことがあります。写真のように落ちた実は、小動物に運ばれていくのでしょうか・・・・?
■先日トラックバックいただいたみつばちプロジェクトさんの記事で、コブシの清楚な花がこんな実になるなんて!と驚かれていました。確かに(^-^;


【写真】種山の森で春にほころんだコブシの花
■こんな清楚な花が、あんな形の実になるなんて不思議ですよね。果実の形を「拳」に見立てて、「コブシ」と呼ばれるようになったとする説もあるようです。
■ちなみに、コブシが含まれるモクレン科は、比較的に古くから独立した系統で、原始的な姿をとどめる仲間だといいます。植物の祖先がどの様な形をして、どの様なしくみを持っていたのかを推測する上で重要とのこと。
■またコブシは、日本人の暮らしとも古くからの関わりを持つようです。
■コブシの木は、春、まだ葉を開く前に白い清楚な花を目一杯ほころばせます。この美しい花を、田の神が訪れた依代として農作業を始める目安としたようです。東北地方では、田打ち桜や種蒔き桜とコブシを呼ぶ地域もあります。
■季節が巡り、花から実へ。公園のおさんぽ日記さんの写真で、この赤い実の中に可愛いハート形のタネが入っていることを知りました。風変わりな拳の実に潜んだ恋心のタネ。今度確かめてみよう(^o^)/
【参考にした主な本とサイト】
■福原のページ(植物形態学・分類学など) >植物形態学>9-1. 被子植物の系統樹と分類
福岡教育大の福原さんのサイト。植物形態学のページは、素晴らしいの一言です。勉強させていただいてます。
木村 陽二郎, 植物文化研究会 / 柏書房(2005/04)
■約1,500種にも及ぶ植物について、人と植物との関係=文化などが簡潔にまとめられています。廉価版のため、内容に比べると価格もお手ごろです。
◎トラックバック・ピープル:ツリーウォッチング
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確かに、思いを寄せていた人がタコ形宇宙人だったら、ちょっとイヤですよね。ふふふ。
happyisland さん、
トラックバックありがとうございました。
みつばちプロジェクトさんの楽しい記事のご紹介も、ありがとうございました。
さて、中にハートのチョコチップみたいな種が入っていることに気がついたら、
みつばちプロジェクトさんはなんておっしゃるのかしら?楽しみです。
見たいです・・・
happyislandさま、お願い。
happyislandさん、ついでのときに拾っておいてくださいね。
ハート形のタネを手にすれば、コブシへの想いが取り戻せるかもしれませんね(^_^)