■中でも目立つのがヒョウモンチョウの仲間。豹柄の蝶は、ワイルドな趣でしょうか。


■このヒョウモンチョウの仲間。似たような豹柄にも関わらず、数種に分かれています。案内人講座にお越しいただいたS先生によると、種山では、6種類のヒョウモンチョウの仲間と出逢えるようです。
■見分けるポイントは、豹柄の羽の裏。模様が違っていて面白い。
【クリックすると拡大します】左からウラギンヒョウモン、ミドリヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモン?
※メスグロヒョウモンの雄とオオウラギンスジヒョウモンとの見分け方が分からなくて・・・・どなたかコメント下さいm(__)m
■ヒョウモンチョウの仲間なのに豹柄ではない、こんな仲間もいます。その名の通り「メスグロヒョウモン」の雌。雄と雌とで模様が違う代表的なチョウとのこと。

■さて、前置きが長くなりましたが・・・・このヒョウモンチョウたち。春を彩るあの植物と深い関係があるそうな。その植物とは?

■それは、スミレの仲間です。大型のヒョウモンチョウの仲間は、幼虫の頃にスミレの仲間を食べて育つそうです。
■種山は、数多くの菫が春を彩ります。僕も大好きな花の一つで、よく写真を撮るのですが・・・・全く気がつきませんでした。食べるのって、花が終わってからなのかな?

▲こちらもタチツボスミレ。3人並んでいるようで可愛いと思いませんか?
■チョウは、肉食であるシジミチョウなどの一部を除いて、大半が幼生期に植物を食べるそうです。また幼虫は、特定の植物を食べることが多い。図鑑では「食草」として、チョウの種類ごとに限られた植物が書かれています。
■例えば、大型のヒョウモンチョウ─スミレ類のように、対応関係が見られれます。僕も幼い頃、ミカンの葉でアゲハを育てたっけ。
■チョウの幼虫は偏食なのですね。「スペシャリスト」とも呼べるようです。
■ということは・・・・食草が無くなってしまうと、それを食べて成虫になるチョウもいなくなってしまいますよね。
■先日ご紹介した『蝶』図鑑の「ウラギンスジヒョウモン」の項には、広葉樹林の伐採と植林による環境変化でスミレ類が減り、成虫の数も減少していると解説されていました。
■またS先生によると、里山の食草に依存していたチョウの個体数が減っているそうです。
■人が手入れをして環境が作られていた里山。中山間地の暮らしに不可欠であった里山も、ライフスタイルの変化によって、暮らしから切り離されつつあります。里山の環境が変わって、生息する植物も変わりつつあるのかもしれません。
■完全に蛇足ですが、2004年に発表されたイギリスの大規模な調査では、20年間に71%の種類のチョウが個体数を減少させていたそうです(「調査結果:イギリスの蝶や鳥が大幅に減少」の記事へ)。
■原文を読んでいないのですが、ナゼなのだろう?論文を書いた研究者の一人はインタビューに「大きな生物よりも小さな生物の方が環境変化の影響を受けやすいのかも」と応えているようですけど。
■ちと話が逸れました(^^;)
■あの可憐な菫たちによって豹柄のチョウが育まれるなんて!お二方の関係を想像するだけで、種山の森を歩くことが楽しくなりそうです。
■来年は、菫たちの葉をよく観察してみよう。

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コメントをありがとうございます(^^)/
おぉ、そうなのですね。花まで食べてしまうんだ。すごい!
春遅めのすみれですね。観察したいなぁ。